アカデミー賞最有力候補?!いやそれよりハン・イェリに注目!「ミナリ」を観てきました

日本では3月19日公開された「ミナリ」を観てきました!アメリカのドラマ「ウォーキングデッド」でも大好きだったスティーブン・ユァンと昔から大ファンのハン・イェリ、そしてアメリカ国内の批評家協会から大絶賛され助演賞受賞しまくりのユン・ヨジョン先生が出演しています。ネタバレをせずに映画の魅力に迫っていきたいと思います!

映画ミナリより

ストーリー(公式サイトより)
1980年代、農業で成功することを夢みる韓国系移民のジェイコブは、アメリカはアーカンソー州の高原に、家族と共に引っ越してきた。荒れた土地とボロボロのトレーラーハウスを見た妻のモニカは、いつまでも心は少年の夫の冒険に危険な匂いを感じるが、しっかり者の長女アンと好奇心旺盛な弟のデビッドは、新しい土地に希望を見つけていく。まもなく毒舌で破天荒な祖母も加わり、デビッドと一風変わった絆を結ぶ。だが、水が干上がり、作物は売れず、追い詰められた一家に、思いもしない事態が立ち上がる

ミナリの見どころ!

PRイベントでおいでやすこがの小田さんがかなり良いこと言っていたんですが、夫婦である二人と子供、祖母で幸せに対する考えが微妙にずれてるのが垣間見えるんですね。もう一度観に行ってみようかと思うほど集中して観ないと分かりにくい抽象的なものが映画に盛り込まれているかもしれません。微妙にすれ違う価値観に注意して観てみてください。

自然体の演技!ユン・ヨジョン先生

ポン・ジュノ監督のYouTubeチャンネルで、台本をもらった時に監督へ電話して「このおばあちゃんは監督のおばあちゃんの話」と聞いてそうですと監督が言ったので「じゃあ私がやります」と即決したそうです。ただ監督からおばあちゃんがどんな話し方だったのかとか写真とか一切見ることをしないで臨んだということも言っていました。
ポン・ジュノ監督曰く
「ユン先生は初めの撮影で5分から10分のテストの間にああこういう人いるなぁと自然と信じさせてくれる」

ポン・ジュノ監督

スティーブン・ユァンの所管

「バーニング」で共演したユ・アインがインタビュアーになってスティーブン・ユァンに撮影のことなどを聞いている動画がありました。アイザック監督について「彼はとても物静かな人で落ち着いているので、心配事があれこれあれば質問すればいいかなと思った」
今回はスティーブン・ユァンも製作として入っているのですが、それについては「アジアのストーリーが作られることがないので、他の人が違ったものにしたりしないか。それを守りたくて。そういう意味でも自分が製作に入った意味があるのかな」
俳優同士だけにあってアイザック監督ってどうやって撮影してるの?とかお互いの活躍を終始褒めあっていて二人の信頼関係を感じました。
生後4か月の赤ちゃんがいるスティーブン・ユァン、「ミナリのことで忙しいんじゃない」と聞かれて「仕事よりも子育てで忙しい」とのこと。
(*ユ・アインが敬語を使ってないのはお兄ちゃんのように親しい関係所以でしょうか)*表記について。ユァンのハングル表記が영となっています。ヨンと表記したいところですが公式サイトなどユァンが汎用的に使用されているのでそれに従いました。

Yeun and Ahin

伝統舞踊出身のハン・イェリ祝ハリウッドデビュー!

この映画を観て彼女の演技力の見せ所が何か所ありました。ハン・イェリが演じるモニカは心臓の悪い下の息子(アラン・キム)をいつも心配しています。農場にばかり時間やお金を使う夫のジェイコブとはよく喧嘩になるのですが、家族を思うモニカの激情っぷりはやっぱりハン・イェリ!と思わせてくれます。
出演者を見ると、スティーブン・ユァンはウォーキングデッドで知名度は高いし、ユン・ヨジョン先生は2年間ほどアメリカのドラマに出演したこともあるし大ベテランなので存在感はほっといてもあるし、子役のアラン・キムはオーディション合格し今回が映画初出演ということもあってこれも話のタネになりますよね。
個人的には「ハン・イェリに注目してくれ!」
映画のOST「Rain Song」はハン・イェリが歌っています。エンドロールで映画館へ足を運ばれた方は劇場のサウンドでぜひ聴いてみてください

ちなみに映画の音楽はアカデミー賞の作曲賞にノミネートされています。アイザック監督が最後のシーンが終わって自然とモニカが夫のジェイコブに向けて歌うような音楽はどうかという話になって依頼があったそうです。

今回80年代に移民して二人の子を持つ母親役ということで難しかった点はありましたかという質問にハン・イェリは「自分が幼い時の両親の記憶とか監督が幼い時の話をたくさん聞きました。幼い時に周りにいた女性たちの姿も自分の記憶に残っていました。そういった記憶を集めていってモニカを演じるときに役立ちました」
ユン・ヨジョン先生は大先輩ですが、現場の雰囲気などはどうでしたか?という質問には「撮影中はユン先生と一緒にAirbnbで住んでいましたので、いろんな話を聞いてとても勉強になりました。なによりユーモアがある方なのでどんなに辛くてもユーモアは忘れてはいけないなぁと感じました」

Elle Koreaのインタビューでは「撮影でアメリカに行くときに何をどうやって撮るのか分からない場所に行くので飛行機でいきなり不安になった」とのこと。
幼少の時から踊りを学び、ストイックな印象のあるハン・イェリ。社会全体から持たれている女優としての固定観念で嫌なところはあるかとの質問に「綺麗であるべきという考え。そういう先入観は不必要だと思う」

沢山の番組からインタビューを受けて、観てみるととっさに答えた内容を見てもハン・イェリってストイックな人だなぁと感じてしまうんですよね。

ハン・イェリに注目

さて最後に!あなたは観ますか!?

「ミナリ」でのモニカ演じるハン・イェリを観に映画館へゴー!
このミナリ、アカデミー賞の6部門にノミネートされていて世界中に注目されています!


そのアカデミー賞の授賞式は日本時間4月26日午前9時~12時に開催予定です!この記事を書いているのが4月2日なのでまだ間に合います!

ミナリ公式サイト
https://gaga.ne.jp/minari/


受賞一覧

受賞した賞の一覧を見るとアメリカの各州の批評家協会からユン・ヨジョン先生の大活躍・高評価が目立ちますね。
ゴールデングローブの外国語映画賞に候補があがったことについて、ユン・ヨジョンとハン・イェリ以外はアメリカ人で構成されて、製作会社、監督もアメリカ人でしたがセリフの50%以上が英語でない場合外国映画に分類されるという規則にのっとり作品賞にはノミネートされませんでした。アジア系人種の差別ではないかと物議をかもしたそうです。


第78回ゴールデングローブ外国映画賞
第36回サンダンス映画祭(ユタ州)審査委員大賞、観客賞
第8回ミドルバーグ映画祭(バージニア州)観客賞、アンサンブル賞
第43回デンバー映画祭観客賞、優秀演技賞
第46回LA映画批評家協会賞女優助演賞(ユン・ヨジョン)
第41回ボストン映画批評家協会賞女優助演賞(ユン・ヨジョン)音楽賞
オクラホマ批評家協会賞作品賞、女優助演賞(ユン・ヨジョン)
コロンバス批評家協会賞女優助演賞(ユン・ヨジョン)外国語映画賞
第3回クレイターウエスティンニューヨーク批評家協会賞女優助演賞(ユン・ヨジョン)、外国語映画賞
ニュースビル批評家協会賞女優助演賞(ユン・ヨジョン)
セントルイス批評家協会賞女優助演賞(ユン・ヨジョン)
サンフランシスコ批評家協会賞女優助演賞(ユン・ヨジョン)
ニューメキスコ批評家協会賞女優助演賞、俳優アンサンブル賞
カンザスシティ批評家協会賞女優助演賞(ユン・ヨジョン)
ニューヨークオンライン批評家協会賞女優助演賞(ユン・ヨジョン)、作品賞、外国語映画賞
第19回ワシントンDC批評家協会賞女優助演賞(ユン・ヨジョン)、子役俳優賞(アラン・キム)
シアトル批評家協会賞女優助演賞(ユン・ヨジョン)、子役俳優賞(アラン・キム)、外国語映画賞
アイオワ批評家協会賞女優助演賞(ユン・ヨジョン)
サウスイースタン批評家協会賞女優助演賞(ユン・ヨジョン)、脚本賞、特別賞
バンクーバー批評家協会賞女優助演賞(ユン・ヨジョン)、外国語映画賞
フェニックス批評家協会賞女優助演賞(ユン・ヨジョン)
ディスコンシン批評家協会賞女優助演賞(ユン・ヨジョン)
第1回北米アジア太平洋映画人アワーズ作品賞、監督賞、脚本賞、俳優主演賞(スティーブン・ユアン)、女優主演賞(ハン・イェリ)、女優助演賞(ユン・ヨジョン)、俳優助演賞(アラン・キム)
第14回女性映画記者協会女優助演賞(ユン・ヨジョン)
黒人批評家協会賞女優助演賞(ユン・ヨジョン)、脚本賞
カプリハリウッド国際映画祭脚本賞、音楽賞
パームスプリングス国際映画祭女優スポットライト賞、女優賞(ともにユン・ヨジョン)
オンライン女性批評家協会賞女優助演賞(ユン・ヨジョン)
ハリウッド批評家協会賞女優助演賞(ユン・ヨジョン)、独立映画賞
ラスベガス批評家協会賞子役賞(アラン・キム)
ラテンエンターテインメント記者協会賞女優助演賞(ユン・ヨジョン)、脚本賞
デトロイト批評家協会賞女優助演賞(ユン・ヨジョン)


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