「謹んで故人のご冥福をお祈りいたします」の韓国語表現

韓国で生活していたときは結婚式に呼ばれたことがありますが、いい意味でお葬式に参列したことはありません。
韓国語でお悔やみの言葉を言いたいときはなんて表現したらいいんでしょうか?
親しかった人・大切な人の葬式に参列することはもちろん悲しいことですが、正しいマナーでお見送りしてあげたいものです。
今日は「ご冥福をお祈りいたします」この言葉をご紹介します

韓国語でなんて言う?

謹んで故人のご冥福をお祈りいたします

삼가 고인의 명복을 빕니다 (サムガ コイネ ミョンボグル ピムニダ)

삼가 謹んで
고인  故人(亡くなった人)
명복 冥福
빕니다 祈る:빌다

冥福とは「死者が行く先である冥界での幸福を言う」とWikipediaにはあります。日本人なら分かりますが、これは仏教用語、仏教的思想から来る言葉ですよね。亡くなると、閻魔大王がいて地獄に行くか天国に行くか審判を受けて生前の行いによって天国に行ったり地獄に行ったりするという話はテレビ番組昔ばなしで見たことがある人も多いはずです。
そう、ここで思う人もいるでしょう

故人がキリスト教・カトリックだったらどうすればいい?

기독교(キドッキョ・キリスト教のこと)카톨릭(カトルリッ・カトリックのこと)の場合、そもそも死後は天国に行くもの・魂は生きている・復活するなどと信じられていたりするので仏教的な「あの世で幸せに」というお悔やみ自体がキリスト教・カトリックの遺族の方にはちょっと失礼になる場合もあるかもしれません。
お悔やみと言うよりもキリスト教葬儀では慰めに近い表現を選ぶようです
キリスト教・カトリックの方が使う表現も例としてご紹介します

하나님의 위로를 받으시기 바랍니다.(神様の慰労をお受けになることを望みます)

부활의 소망을 가지시기 바랍니다. (復活の所望をお持ちになることを望みます)

日本でもキリスト教系の葬式では仏教用語「供養」「成仏」などは忌み言葉になりますね。他には「重ね重ね」「浮かばれぬ」など


とは言ってもやはり大事なのは故人を大切に思う心と残された遺族の方へ慰めの言葉をあなたなりに届けることが大事ですね!

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