韓国でのお金持ちの基準とは?
KB金融指数経営研究所が出している韓国富裕層報告書によると富裕層の基準は年収の平均が2億2千万ウォン。月の支出1040万ウォン。10億ウォン以上の金融資産を所有している富裕層は32万人。そのほとんどがカンナム、ソンパに住んでいるそうです。総資産の半分以上が不動産とのこと。
「한국의 젊은 부자들」(韓国の若い富裕層たち)という本の広告ブログで取り上げられているアン・テヤン氏のお話をご紹介します
フィリピンで屋台を出店して月の売上1億ウォン!大成功したソウルシスターズ!
20代前半で誰もが将来を考える時にアン・テヤンさんはフィリピンのマニラで飲食店をすることに。店舗物件の予算が合わずマニラにいた知人から夜市での出店がいいんじゃないかとアイデアをもらいました。その夜市は金曜よる10時から土曜の朝10時まで行われ出店料もその都度支払いですし、一日に5000人が訪れると言われていましたので「10%の500人が私の店に来ればいい儲けにもなる」
そう思って始めました。
自分の言葉だけを信じて韓国から来た妹と始めた初日の売上は500円。100人分用意していた食材は、当時住んでいたアパートに冷蔵庫がなかったためすべて廃棄したそうです。
「妹の人生までだめにしてしまう」
そう思った彼女はインターネットで出てきたビジネスに関する本を50冊ほどリストにし韓国のお母さんへ頼みました。
本が韓国から到着してからは読み漁り、できることを実践していったということです。
その後順調に売上が上がっていき、2011年8月には8号店まで出店し月の売上が1億ウォンにまで成長させることが出来ました。
その後、韓国内でもフィリピンで成功した姉妹がいるということで話題になった時にGNPトレーディングという会社からの提案で営業権を譲渡し、その会長のもとで新規事業本部長として色々なことを学びながら”オッパチキン”、”K-POP BBQ”など立ち上げていきます。
現在はFood Culture Labの代表として海外進出のコンサルタント業務やなんにでもかけて食べられるキムチシーズニングという食品をアメリカなどで手がけています。
無計画にフィリピンへ飛び出したアン・テヤン代表も起業したい人へのアドバイスとしてこんなことを言っています
「会社員として経験できること、積み上げられることはたくさんあります。人脈もそうですし、個人ではできないことが会社ではできます。起業してお金を稼ぐというのは簡単なことではありません。辛いこと、大変なことが多いです。若い人は特に華やかな結果しか見ません。私は無計画でビジネスについて何も知らなかったのでとても苦労しました。起業したい人にはしっかり準備して欲しいです」
私も経営者として彼女のインタビューをいくつか興味深く読ませていただきました。
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