この時期にたくさん韓国料理を作ることにチャレンジした方も多いと思います。韓国では超有名な料理研究家のペク・ジョンウォンさんの公式YouTubeから一般的なトッポギの作り方の動画があったのでご紹介します!
ペク・ジョンウォンって?
料理するCEOと呼ばれるほど外食業界のフランチャイズを多数手がけていて、もっとも人気があり信頼される有名人と言われています。学歴がソウル高校、延世大学となかなかのエリート?!
新大久保で私がお気に入りの「セマウル食堂」の運営会社TheBornKoreaの代表理事でもあります。起業家としての顔も持ちながら自身で料理を研究開発し運営する外食チェーンにメニューとして出すことなどからシェフと呼ぶ人もいるとか。料理関係のテレビやCMにはよく出ているので顔は知っている人は日本人の方でも多いはず。
こちらの動画をもとにおいしい作り方を書いてみました。動画の最初でも言っていますが、甘め、辛めは好みに応じて調味料を変えたり野菜の量を変えてください。特に양념(ヤンニョム)味付けはまずは一般的なものですが황금비율黄金比率だそうです。
材料はこちら
調味料の材料
コチュジャン 1/3カップ(80g)
濃い口醤油 1/3カップ(50g)
粒子の細かいコチュカル 1/3カップ(30g)
粒子の荒いコチュカル 1/3カップ(20g)
黒砂糖 1/3カップ(70g)
MSG(旨味調味料)大さじ半(5g)
トッポギの材料
米の餅 400g
小麦粉の餅 160g
四角かまぼこ(おでんといわれるものです) 160g
キャベツ 160g
ねぎ 160g
水 1L
ゆで卵 好みで
材料の方で餅の選び方で大きく分けると2つ。米の餅と小麦粉の餅、好き嫌いがあるので好きな方一種類でもいいでしょう。トックク用の餅はまた一味変わっていいですが、スープを吸いやすいので量は少なめの方が良いでしょう(しょっぱくなります)
おでんにも使われるかまぼこですが、薄いほうが合うそうです。
野菜としてはキャベツ、ネギ、卵ですがキャベツ、卵は無くてもいいですが、長ネギは必須です!
調味料ですが、コチュカルは粒子が細かいのと荒いのを2つ用意しています。
細かいコチュカルは韓国語で고운 고춧가루。荒いのは굸은 고춧가루と言います。
使い分けは?
一般的に荒いコチュカルをつかって細かいコチュカルを作っているのでそこまで気にする必要はないですが、粒子が細かいコチュカルは汁物に使うと汁が濃くなるので調整に使いやすいと言われています。
MSGとは
旨味調味料のことで代表的な韓国の製品だと味元(ミウォン)、아이미(アイミ)などが有名ですね。トッポギのような砂糖を多めに使うような料理には入れなくても構いませんが、少し入れると감칠맛이 나겠죠(味わいが出るでしょう)と動画で言っています。
準備はOK!!では始めましょう!
まずはキャベツ、ネギを切ります。ネギは好きに切ってください。斜めでも縦でも好みですね。キャベツもざく切りですね。
かまぼこも好きな形に切ります。
ここでいったんソースの準備をします。
水を入れます。煮詰まったらあとで足せばいいので目安1リットルで加減を見て足してください。
濃い口しょうゆ他の調味料(黒砂糖、コチュジャン、コチュカル2種)を入れます。(MSGはあとで)
この、醤油、黒砂糖、コチュカル、コチュジャンの比率が一番重要です。
MSGを入れる代わりにダシダを使う場合、ダシダはMSGよりも塩っ気があるので大さじで3分の1ぐらいにすると良いです。
沸騰してきたらキャベツ、ネギを入れます。
餅を入れますが、このとき鍋に入れる前に水で軽く流してからいれます。
ゆで卵があれば入れて少し煮立ったらMSGを入れて煮込み具合を見てかまぼこを入れます。かまぼこはスープを吸い込みます(빨아드리다)
特にかまぼこは安いので構いません。高いかまぼこはいい魚を使っているだけなので特に香りが良いということもありません。安いかまぼこは頭ごとつぶして作るので生臭いのですが、トッポギのスープに入れると珍しいのですが魚の味が出ます。
ある程度煮込んできたら完成!
ネギは多い分にはトッポギには構わないので付け足してもいいですね
韓国語チェック!
국물이 졸고 있잖아요
スープが煮詰まっているじゃないですか
국물 スープ *パッチムの変化が起きて発音はクンムル
졸다 煮詰まる
있잖아요 있지않아요の略
물 부으면 되지
水を注げばいいでしょう
붓다 注ぐ (活用が부으면になることに注意)
맛있겠어~ 저도 만들어볼게요 ㅎㅎ
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