韓国語が難しくない三つの理由を教えます
これがわかると韓国語の勉強を始めようとしているあなたも苦にならないはずです
まず一つは韓国語で使う文字はハングル一つのみであるということ
これは日本人にしてみたらとても簡単だと思います。私は日本語教師をやっていましたが日本語はひらがな、カタカナ、漢字、この三つが文字として使われているわけですね。
日本語学習の話になりますが日本語の場合はひらがながあってカタカナがあって、ひらがなとカタカナは形が似てますけども外国人にしてみたら全く別の文字に見えるんですね。
なのでそもそもひらがなとカタカナを覚えるのが大変なわけです。
そして漢字ですけども私たち日本人は小学校6年生までにおよそ1945文字の漢字を勉強します。
私たちが6年かけて覚えるような漢字の数を日本語学習者は覚えないといけないわけですからもう大変です。なおかつ漢字には読み方が音読み訓読み二つの読み方がありますよね。そして音読みにもいくつかの読み方があったり訓読みにもいくつかの読み方があったりします。
韓国語はハングル一つですのでとても簡単です。ハングルを読めればなにも難しくありません
二つ目は文法の語順が日本語と同じということです。
これは大きく分けると言語というのはですね。主語動詞目的語のタイプ 、S V O 型と言いますけど、もう一つは主語目的語動詞。これは SOV 型と言われます。
比較的 S V O 型は英語やフランス語などほとんどが S V O 型ですが 、日本語のようなSOV 型、「私は映画を見ます」こういう形の言葉ですね。
もちろん他の国にもあるんですけどもやっぱり少ないタイプの語順なんです。しかし韓国語は日本語と同じで SOV 型なんですね「私は映画を見ます」も韓国語では「私は(チョヌン)映画を(ヨンファルル)見ます(パッスムニダ)」と言います。
そして日本語にも特徴的な助詞ですけども、これも韓国語にもあります。
なので文法ですね、勉強していくと初級だとほとんど日本語と感覚が変わらないんです。
そこを考えると日本人にとって韓国語を勉強した時文法で悩むことがないんです。
初級のテキストは外国人でもわかるように助詞や 日本語で言う最後の「です」や敬語の使い方などが中心になってます。
三つ目の理由は韓国語に使われる漢字の言葉は読み方が一つしかないということです
初級は韓国由来の言葉を中心に勉強することが多いんです。
なぜならその単語の方が簡単だからです。簡単なものから教えるのが当然ですが実は日本人にとってみたらそんなこと無いんですね。
では漢字が元になっている韓国語どんなものがあるのでしょうか?
新聞に出てくる単語で例えば政治介入という言葉があります。
韓国語では정치개입チョンチ ケイップと読みます政治介入って言う意味です。
「介入」言葉はかなり難しそうですが読み方分かれば日本人なら意味はある程度わかると思います。
これ漢字圏ではない欧米の人が勉強するのは大変です。
「え〜っとケイップというのは辞書で調べると事件や問題に割り込むことか」と自分の言葉の辞書で調べることになります。
私達日本人は?
ケイップというのは介入をケイップと読むのか、脳の処理はこれで終わりです。
漢字の読み方は一つしか無いと言いました。ここであなたに問題を出しましょう。
「紹介」の紹は「ソ」としか読みません。ハングルではなんと書くでしょうか?
소개ソゲ(ㄱは前が母音だと音が濁るためゲと発音)
介護はどうでしょうか?「介護」の護は호としか読みません。
ですから개호ケホと読みます。
ひとつの漢字の読み方がわかると同じ漢字を使った言葉も読めるので日本人には理解しやすいんですね。
私も初級の方が単語を覚えるのは大変でした。しかし中級とか高級にレベルが上がっていくと漢字の言葉が多く出てくるのでとてもわかりやすいんですね。
特に私の場合は初級の時から韓国の新聞を読めていました。
日本人が韓国語の単語を勉強していくと中級以降は覚える単語がとても減ってきます。
韓国語が難しくない3つの理由をご紹介しました。
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- 韓国語は文字が一つ
- 文法が日本語とほとんど同じ
- 韓国語に使われる漢字の読み方はひとつしかない
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